〜初心者の為にちょいと説明(初心者じゃ無い人は飛ばしてね!)〜

ロードバイクにはその乗り心地を左右する重大なファクターがあります、大きく分けてしまうと素材とジオメトリー。ジオメトリーとは簡単に言うと自転車の寸法です、人にもそれぞれ身長や体重が違うように自転車にもモデルごとに寸法が違います、自分の身長等の寸法と自転車の寸法が合わなければどんなに高い自転車に乗っていても快適には走れません。例えて言うならサイズの小さい靴を履いて歩くような物です、誰でもサイズの小さめな靴を履いて歩くのはきついですよね、そこでサイズ選びが重要になる訳です。またそのサイズは各モデルでも微妙に違っていて、人によって同じ身長でも手の長さが違うように例え同じサイズ表記であってもどこも全く同じ寸法になっているって訳でもありません。そこが各モデルの乗り味にも直結して特徴となっていくのですが、その辺は好みもありますし、より細かくなっていくのでここでは省きます。ここでポイントとして抑えて欲しいのはロードバイクは元々レーシングバイクでありながら昨今ではその素材やジオメトリーを変えることによりレーシングバイクでは無くロングライドに向けて作られたコンフォートバイクも多く出ている点です。特に入門者の方では前傾のきつくなる普通のロードバイクよりもハンドルポジションが高く、きつい前傾が抑えられたロングライド向けなコンフォートバイクの方が良い場合が多数です。その辺のところも加味していただいてオススメの完成車をご覧になっていただけると幸いです。

またフレーム素材の違い、コストパフォーマンスの目安になるコンポーネントパーツの違いを下記の図で簡単に説明しておきます。

アルミフレーム

25万くらいまでで最も多く使われている素材です。

特徴として軽くて錆びないことと、素材的にたわみがほぼ無いので剛性の高いフレームになります(俗に言う硬い)そのため乗り手のパワーを路面にダイレクトに伝えてくれるので反応性が高く、高い加速感が魅力です。また、下記に出てくるカーボン素材とも複合して使われることも多く、振動吸収性の低い金属素材に振動吸収性の高いカーボンを複合して使うことで乗り手への負担を軽減させています。全てのアルミ合金がレース向けで硬い訳ではありませんが、クロモリ等に比べて乗り手の負担も高くなるのは確かです(6000番台のアルミは比較的しなやかだが重めで低価格の物に良く使われる、7000番台は逆に軽くて強度も高く剛性も高いがその分硬いフレームになってレース向きになる。)最近では硬めのアルミ素材でも曲げ加工を施したりして乗り手の負担を軽減するモデルも多くなってきています。

スチールフレーム 鉄のフレームです。クロモリと良く呼ばれますが、クロモリはクロムモリブデン鋼の略で鉄にクロム、モリブデンを添加した合金のことです。丈夫でしなやかな上、加工もしやすいので良く使われています。欠点としては重いこと、錆びることが上げられますが昨今では塗装技術も高いので屋内保管等していればそんなに問題にはなりません。またアルミと違いフレームがしなるため剛性が低く柔らかいフレームとなりますが、これは逆に長所とも取れて、しなってくれることにより自分のパワーもいなしてしまいますがその分反動もなくなるので身体への負担が少なくなります。そのためアルミのようにどんな乗り方をしてもグイグイ進むということは無いので速く走る為にはある程度ペダリング技術の修得が必要になります。また他の長所では何よりも丈夫で長持ちすることと、そのためフレームパイプが細く、渋いシルエットになることが上げられます。(軽量なクロモリフレームも昨今見かけますが、その場合はアルミフレームと同程度まで耐久力も落ちていることも多々ありますので注意が必要です。)
カーボンフレーム

20万以上のロードに多い高額の素材。

元々金属では無く繊維素材なので造型にある程度自由がきき、そのため特徴的なフォルムを持つフレームがあったり等種類が様々にある。簡単に長所と欠点をあげると、欠点は直接の衝撃に弱く(剪断に弱い)、カーボンに傷が入った場合は修理不能になること(カーボンの上に塗られているクリアコートや塗装が剥がれる程度であれば問題ないが、カーボン自体に傷が付いていると小さくても駄目、そのまま乗っていると突然割れてしまうこともあるので注意が必要)と高価なこと、長所は軽量かつ高剛性で金属素材よりも圧倒的に振動吸収性に優れているので乗り手への負担が少ないってことが上げられます。しかしながら一口にカーボンと言っても様々な種類があり、またメーカーの技術力の差で大きくその性能も変わってしまうこともあるので同じカーボン素材でもモデルの違い、メーカーの違いで乗り味が大きく違うことも特徴です。耐久力も物によって違い、TREKのように生涯保証をするほど優れたもののあります(前述したように剪断には弱いので転倒等の破損を除きますが)。

チタン 丈夫で長持ち、そして軽量な優秀な素材ですが、加工が難しいためどうしても高価な物になってしまうのが欠点です。また焼付きもおこし易いのでパーツ取付け部分(BBやシートピラー等)で他の金属と接触する場所には特殊なグリスが必要になります。アルミでもなくクロモリでも無いちょうど中間のような独特の乗り味が特徴です。最近ではコルナゴやライトスピード等の高級メーカーが扱っていますが、国産ブランドのパナソニックがこのチタンフレームを他に比べるとずっと低価格で出しているのでオススメです。

〜コンポ−ネントパーツ〜

これは105が付いてるからお買得!とか言われますが、そのグレードの高い低いの順番を下記に書いておきます、完成車の比較の参考にして下さい。

〜シマノ〜

7800 デュラエース シマノの最高級グレード!性能も最高ですが値段も最高です・・・
6600G アルテグラSL 今年度より登場したセカンドグレードモデル。その名の通り従来のアルテグラを軽量化し、性能UPさせたモデルです。
6600 アルテグラ SL登場までセカンドグレードだったハイパフォーマンスモデル。
5600 105 レースユーザーのエントリーグレード。ここから上位グレードが10速になります。
4500 ティアグラ 9速のパーツグレードです。
3400 ソラ こちらも9速になります。エントリーユーザー向けのモデルです。さらにこの下に2200ソラがあります。

〜カンパニョ−ロ〜

レコード カンパニョ−ロの最高級グレード!シマノよりも高いです!
コーラス セカンドグレードのコーラスでもかなり値段が高いです。
ケンタウル ミドルグレードのケンタウル、今年よりカーボンパーツも採用しています。
ベローチェ ここから10速になります、完成車でも良く使われています。
ミラージュ カンパニョ−ロのエントリーグレードで9速になります、この下のものもありますが、日本では最近ではほとんど見かけません。

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